お彼岸とは?いつ?由来は?何をする?

こんにちは!広島に5店舗と本社がある、鮮度が自慢のお花屋さんです。
もうすぐ秋のお彼岸がやってくる!いつ?なにをするの?由来はなに?といったことをお話ししようと思います。

お彼岸は毎年2回ある!

春のお彼岸、秋のお彼岸と年に2回あります。
4月の祝日である春分の日を挟んで前後3日間の1週間が春のお彼岸
9月の祝日である秋分の日を挟んで前後3日間の1週間が秋のお彼岸

春分の日と秋分の日は年によって日にちが変わります。 

国立天文台が発表する「暦要項」によって決定します。だいたい、春分の日は毎年3月20日か21日、秋分の日は9月22日か23日です。
ブログ担当のとりもとは、春分の日や秋分の日の決め方知らなくてびっくりしました。よくある、○月の第3○曜日とかではないらしいです。
太陽の通り道を「黄道」、地球の赤道を空まで延長したものを「天の赤道」と言います。黄道と天の赤道はお互いが傾いているので2点で交わります。その交わった点を「春分点」「秋分点」とよびます。太陽が春分点、秋分点の上を通る瞬間が「春分」「秋分」とし、春分、秋分を含む日を春分の日、秋分の日と呼びます。
ふぅんって感じですが難しいので、「昼と夜の長さが同じくらいの時間になる日で、ご先祖様に感謝する日なんだよ~」ということですね。

お彼岸の由来

仏教では、私たちのいる煩悩にまみれた世界を「此岸(しがん)」、ご先祖様のいる悟りの世界を「彼岸(ひがん)」と言います。此岸にいる私たちは善を積むことで、彼岸に渡ることができると言われています。極楽浄土は、はるか西のかなたにあると考えられており、太陽が真東から昇って真西に沈む、春分の日と秋分の日は此岸と彼岸が最も通じやすい日。この日にご先祖様の供養を行うことで極楽浄土に近づける!という考えが由来です。

つまり、この世(此岸)と、西のかなたにあるあの世(彼岸)が、1年の中で最も近くなる日。その日にご先祖様の供養をしたら、ご先祖様への思いが届きやすくなるのではないか、ご先祖様だけでなく、自分自身も西のかなたの極楽浄土に近づけるのではないか、という思いからお彼岸にはご先祖様の供養をする文化が定着しました。

お彼岸にすること

➀お墓参り
盆前に墓掃除をしたり、お盆にお墓参りをする人は多いですよね。
お彼岸にもお墓参りをしましょう。お墓の周りの雑草を抜いて、お墓もきれいにして、お花を供えます。みなとでは、お供え束を種類豊富にご用意しています。もうお花を組んであるので、お墓のサイズに合ったお花を店頭で選ぶだけ。対に組んだり、カットして長さを調整したり、ご希望に合わせてご用意いたします。季節のお花もたくさん。ぜひ、ご相談ください。

お墓に供えるのはしきび?さかきとの違いとは

➁ご仏壇の掃除
お線香をあげて、これから掃除をしますね。とご先祖様にご報告。ほこりを払って、やわらかい布で乾拭きをします。仏壇にカビがつくのを防ぐために、湿度の少ない晴れた日がおススメです。仏具を素材に合わせて掃除をして掃除はおしまいです。掃除が終わったら、お水やごはんを取り換え、新しいお花をお供えします。お線香をあげて、掃除が終わりました。と手を合わせ伝えます。

➂おはぎ、ぼたもちを食べる、お供えする
おはぎとぼたもちは同じ食べ物。こしあん、つぶあんか、季節によって呼び方が変わります。春のお彼岸では春に咲く牡丹にちなんで牡丹餅(ぼたもち)、秋のお彼岸では秋に咲く萩にちなんで御萩(おはぎ)と呼びます。小豆の赤には、邪気を払う効果があると言われていました。また、昔は貴重だった砂糖を使うおはぎをご先祖様に供えることで感謝の気持ちを伝えることにつながるそうです。

とりもとはおはぎ大好きです。お彼岸の時期におはぎが並んでいるのを見て、よくお昼ごはんにおはぎを食べています。腹持ちもよくてお仕事頑張れます。

みなとのお花は花もちがええよ!

鮮度にこだわったお花をご用意しています。5日間の日持ち保証や切り花の栄養剤のお渡しをしています。切り花の栄養剤をお水に混ぜると、菊は特に効果抜群です。栄養剤には、水の汚れを防ぎ水上がりを助ける抗菌作用とお花の栄養である糖分が含まれています。栄養補給ができ、お花は大きく咲き、発色もよくなります。ぜひおためしあれ!

関連記事

PAGE TOP