8月の誕生花『トルコキキョウ』花言葉やお手入れ方法のご紹介

広島に5店舗と本社がある、鮮度が自慢のお花屋さんです。誕生花を毎月更新しています。

8月の誕生花はトルコキキョウです!
トルコが原産国ではない、キキョウ(桔梗)とも関係ない。なんとも間違いやすい名前です。

ふわふわの花びらが可愛いトルコキキョウ。
花言葉は「希望」「よい語らい」「永遠の愛」「すがすがしい美しさ」「優美」などです。

➀希望:現在流通しているトルコキキョウは多くが日本で品種改良されたもの。世界中で戦争が行われ、育種が難しい時代でも、ひっそりと日本の農家さんは育種をあきらめませんでした。トルコキキョウの開発は現在でも日本がリードしています。希望に満ちたお花ですね。
➁よい語らい:学名はユーストマ。ギリシャ語の「よい(eu)」と「口(stoma)」が由来です。一重のトルコキキョウは口が開いたような筒状の形。誕生日だけでなく、記念日や、家族・大切な方への贈り物にピッタリお花ですね。
➂優美:八重咲き、フリルやフリンジの花びら、美しい姿は、薔薇と見間違えるほどです。店頭でも、薔薇ですか?と聞かれることがしばしば。いろいろな色や形のある美しい花です。

ややこしい名前、トルコキキョウの由来
トルコ原産のキキョウ(桔梗)ではありません。北アメリカで生まれた、リンドウ科のお花です。
由来ははっきりと分かっていないのですが、とりもとが納得した由来ご紹介します。

「つぼみがトルコのターバンに似ているから」
巻き巻きしたターバンに似ていますね。これは納得です。

「原種の色や形がキキョウに似ているから」
トルコキキョウの原種は青紫色です。花びらも筒状になっており、姿がキキョウに似ています。似ているからと言って、名前に違う科の花名をつけるとは、なんてややこしいことをしてくれるんだ!と思いますが…

つまり、トルコ帽に似た、キキョウのような花だからトルコキキョウ。

英名はリシアンサスと言います。花屋あるあるですが、トルコキキョウと全て言うのは長いため、トルコとスタッフ同士では呼んでいます。

トルコキキョウを長持ちさせるコツ
➀手でポキッと茎を折って水揚げ(水切り)
➁余分な葉をとる
➂エチレンガスから守る

➀手でポキッと水の中で茎を折って水揚げ(水切り)
茎を手で折ると断面がギザギザになり、その繊維の部分がはさみで切るより水を吸い上げやすくなります。ギザギザに折るように思い切ってでOK!節の部分は避けて折るのもポイント。トルコキキョウの茎は固いので無理せずはさみでも大丈夫です。ちなみに、太い茎で根性と力技で手で折ろうとしたら、茎を折った反動で、花とつぼみの近くの茎がボキボキに折れた失敗をしました。あきらめも大事です。

➁余分な葉をとる
トルコキキョウの葉は柔らかく、傷みやすいです。葉がついている方が見栄えがします。水に浸かる部分だけでなく、花瓶の中に入ってしまう部分まで葉をとるのがBESTです。また、葉が多すぎると、蒸発する水分が多くなり、水下がりの原因となります。

➂エチレンガスから守る
エチレンとは植物から発生する植物ホルモンの1つです。キウイやアボカドの隣にリンゴを置くと早く熟れるという話。実はエチレンのおかげなのです。エチレンは植物の成熟、老化を進めます。トルコキキョウはエチレンガスの影響をたくさん受けるお花です。
・枯れた花はすぐに摘み取る。
・果物やお線香の煙から離す。
他にもお手入れのコツはたくさんあるので、ぜひスタッフに聞いてみてください!

優しい雰囲気のトルコキキョウ。合わせる花によって雰囲気も変わり、どの花でも相性良きです。1本に何輪もお花がついており、ボリューミー。切り分けていろんな場所にも飾れます。
清楚な花姿。暑い8月のプレゼントにおすすめのお花です!

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