こんにちは!広島に本社と支店5店舗がある、鮮度が自慢のお花屋さんです。
今回は岡山に行ってきました!!
メンバーはたいと社長、ブログ担当とりもと、切り花仕入れ担当すずちゃんの3人です。実はとりもと、鉢苗の仕入れしています。なので今回は仕入れメンバーで岡山に行ってきました!
目的は今が旬!『スイートピーの産地見学』です!
甘い香りとかわいいフリフリの花姿、多彩な色、どんなお花にも相性抜群!いい所を上げればきりがない!春を代表するお花、スイートピー。生産者さんに会いに行ってきました!!
岡山に向かう際中、切り花の仕入れをしている、すずちゃんとたいと社長から
「岡山のスイートピーは花もちが特にいいんよ!」
「発色もいいし、香りも強い!」
「岡山のスイートピーをいつも仕入れとるんよ」
と、岡山のスイートピー大絶賛でした。
まず向かったのは、今回案内をしてくださる、JA晴れの国岡山 倉敷西アグリセンター 船穂フルーツ・フラワーセンター 中濱さんのもとへ!
船穂フルーツフラワーセンターで中濱さんと合流です。この施設に生産者さんがスイートピーを出荷、市場ごとに分けられ、花の市場へ出荷されます。
ちなみに、岡山はフルーツも有名。マスカットの箱詰めもこの施設でされているそうです。
岡山で育ったマスカット…時期が合えば…食べれたのに…
中濱さんの案内で、生産者、井上さんのハウスへ向かいました。
朗らかにお話してくださる井上さん。スイートピーに負けない優しい雰囲気のとっても素敵な方でした!
ハウスの中に入らせていただくと、
甘い香りがほわっと!とっても幸せ!あまい!かわいい!たくさんスイートピーある!さすが豆類!ツルだ!と、語彙力のない感想ですが、とても感動しました。
スイートピーのピーは豆(pea)のピー。マメ科です。ツルですね。
ちなみに、ピー(pea)とビーン(bean)は同じ豆を意味しますが、使い分け方は「形」らしいです。丸い形の豆はピー(エンドウ豆とか)、腎臓のような形の豆はビーン(インゲン豆とか)らしいです。ピーナッツは果たしてまる(ピー)なのかと思いますが…むずかしいですね。
脱線しました。
スイートピーはどんどんツルを伸ばしながら花をつけます。
最終的には、全長7メートルほどまで成長するそうです。そんなに高く伸びたら花に手が届かないし、ハウスも限界がある。なので、支柱を組んで、成長した分、ツルを上から下へ。上から下へ。この作業を繰り返し。花にツルが巻き込まれないよう、壁やほかの植物に巻き付いて自分を支える役目の巻きひげや細かなツルを取る。ツルが折れないように洗濯ばさみを使い、補強する。脇芽を取り、花に栄養を届ける。たくさんの作業がありました。作業の90%伝えられてないですね…言葉足らずすぎて申し訳ないです…とにかく手をかけて育てられているんですね。
はじめはのびているツルの真下に根があると思っていましたが、お話を聞いて驚きました。ハウスの向こ~うの方に根があって、ここまでツルがのびているってびっくりですよね。
採花(花の収穫)はすべて手作業!1時間で600本ほど収穫します。
岡山の染めスイートピー
岡山のスイートピーは染のスイートピーも人気!
美しい色合い、たくさんの色の種類。スイートピーの楽しみ方が広がるすてきな品種がたくさんあります。
採花後すぐに「前処理」をします。花もちに関わる重要な作業です。お花が枯れる原因のエチレンガスから守る、エチレン処理。栄養剤入りの清潔なお水につけます。お花の先までしっかり水を上げます。
前処理が終わったら、お花専用の染粉をとかした色水につけます。品種によって色水につける時間を調整しています。染めのスイートピーも花もち抜群です!ぜひお気に入りの色を見つけてくださいね。
色の多さにびっくりです!!アンティークな色からパキッとした青色、黄色などなど。組み合わせを想像したり、花瓶に合わせたり見ているだけで楽しいです!
岡山船穂のスイートピー。香りや美しさ、かわいさを楽しんでくださいね。